インスペクション(現況調査)とメンテナンスのポイント


 インスペクション(現況調査)とは
                        
 
 
 住宅の専門家が劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所、時期、おおよその費用
 等を見極め、アドバイスを行う専門業務のことです。
 
 自宅の診断の他、最近増加の傾向にある中古住宅の売買によるトラブルを未然に
 防ぐ為、前もって住宅のコンディションを把握して報告します。その業務は社会的 にも大切な役割を担ってきています。
 
 ホームインスペクションでの診断結果に基づき、必要に応じて改修などを受け、
 安心、安全、そして快適な住まいで暮らしたいものです。

 
 主な診断項目
 
 インスペクションは主に目視により行います。診断項目としては主に、
 @外廻りの状態、A室内の状態、B床下の状態、C小屋裏の状態、D設備の状態
 からなり、それぞれに確認する部位があり、仕様により劣化の状況を見極めます。
 住宅の面積にもよりますが、半日程度の時間で行うことができます。


 
  


 ※報告書の例
     
     
     
  

 メンテナンスのポイント

 1.外部

 ●環境条件による構造や使用材料のチェック
  山・林などに隣接する住宅では、
  木に腐食菌がついたり外壁に苔が生えたりします。


 ●建物の伸縮に配慮したメンテナンスチェック
  地震や風の影響を受け建物が揺さぶられ、
  壁・天井等のクロスや内外部のコーキング等に亀裂が発生したりします。


 ●雨漏り防止対策には先ず「調査」
  台風等の強風で巻き上げる風によって、窓の下端等から雨水が侵入したり、
  窓等開口部のコーキングの劣化、水切り鉄板の不具合等、様々な要因から
  起こる雨漏り。屋根の捨谷、本谷の鉄板の腐食等からも起こる場合があります。


 2.内部

 ●天井を高くすると部屋が広く感じられます。
  梁や根太を表した天井にすると、20〜30cm位高くすることができます。


 ●LED照明は省エネと長寿命化効果に繋がります
  「健康生活」には明るさが重要、明るさは精神治療にも役立つといわれます。
  高齢者の明るさへの感覚は20代の3割近くも減少するといわれています。


 ●プライバシーに配慮したキッチン・出入口
  2世帯で暮らす場合や、来客が多い場合のプライベートな空間が欲しい場合。
  ミニキッチンは押入改造程度でも作る事ができます。
  2階にトイレのある家なら2階にも簡単に設けられます。
  出入口は勝手口や広縁の一角なら簡単に設けられます。


 ●浴室は「使う人サイズ」でつくる事が重要
  床は滑りにくく、移動や動作に適した位置・高さに手摺を付ける。使いやすい
  水栓とシャワーを選び、動作に適した高さに設置して、高さに適した腰掛を選
  ぶことも重要です。壁や天井の仕上げはお掃除の楽なパネル式が良いでしょう。
  (高齢者の腰掛は40cm位いが立ちやすく、座りやすい。)


 ●階段には必ず手摺と、滑りにくく識別のつくノンスリップは必需品。


 ●地震対策のひとつとして、2階での本や重い家具はできるだけ整理する。

                           





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