手摺で快適!

 
 高齢者や障害のある方にとって、いつまでも健康で、
 家族やお友達と楽しく暮らしていける事は一番の喜びです。
 そして、健康であれば、家族にとっても介護の負担や
 不安の解消にもつながります。
 健康寿命を延ばす為にも転倒防止は重要になります。



           



 【 転倒から要介護状態へ 】


 「骨折・転倒」が原因で要介護状態になった高齢者は、
 「認知症」「脳血管疾患」「衰弱」についで4位となっていて、
 全体の約1割だそうです。
 転倒を予防することは要介護となる確率を低くすることに
 つながります。


 ※厚生労働省 国民生活基礎調査概要よりH28年度版




         



 【 自宅における転倒による怪我 】


 60歳以上の方は1年間に住宅(庭を含む)で10人に1人の割合で
 転んでいます。そして、転んでしまうと2/3の方は何らかの怪我を
 負っているとの事。
 年齢別では、年齢があがるほど転倒事故の割合が高くなる傾向
 にあり、体力の衰えが影響していると考えられます。
 転倒した場所は以外に感じるかもしれませんが「庭」が最も多く、
 段差が多いこと、手摺など、掴まるものがない場合が多いことが
 原因のようです。


 ※内閣府 高齢者の住宅に関する意識調査よりH22年度版



 【 手摺取付工事例 】


 介護保険を利用した手摺取付事例です。
 転倒予防としての取付ですが、身体の状況により
 必要な場所が変化していく場合もありますので、
 その時々によって取付場所を検討する事も必要です。



   ● アプローチから玄関への手摺


      

   工事前: アプローチから玄関までに
        段差があり、足元が危険でした。


   

    工事後: 外部用手摺を設置。
         安全に出かけられるようになりました。



   ● 廊下手摺


   

   工事前: 居間からトイレへの移動が不自由でした。


     
 
   工事後: 手摺を伝って一人で移動できるように
        なりました。



   ● 浴室手摺


   

   工事前: 腰を痛めてしまい、入浴が困難でした。


  
 
  工事後: 座って体を洗い、座ったまま移動して
       入浴できるお風呂を設置。





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